認知症に関する研修会に参加してきました。
2020年3月12日先日、「つばさクリニック」主催の郊外研修に参加してきました。
今回は、介護の仕事では誰もが必ず関りを持つ認知症を題材にした研修会です。
認知症の方やそのご家族とどのように向き合い、接して行くべきなのか。
井戸茂樹院長の話をお聞きし、それを議題にグループワークをしました。
認知症と診断される事で狭まる生活、制限される医療。認知症だからと、自身の意見も尊重してもらえない現状。判断を委ねられ、責任の重みと後悔に苦しむご家族。
認知症になった本人だけではなく、家族も共に苦しみと闘っている現実を改めて考えさせられました。
訪問看護の方やケアマネージャー、他にも色々な方たちと意見を出し合い、話し合い、、
口で言うのは簡単ですが、最終的には答えのないこの問題。
私たちが出来る事は、在宅ケアで少しでも早く異変に気づく事。
認知症でなければ選択肢が増え、様々な検査や手術が出来る。
家族が決断に苦しまない為にも、日々の会話で「もし、こうなったら私はこうして欲しいんだ」と呟く1つ1つの言葉に耳を傾け、家族にお伝えしてあげよう。
その為には、在宅で認知症の方と関わるみんなで連携を取ることも大事。とまとめました。
職場にこの議題を持ち帰り職員とミーティングをし、さらなる話し合いをもとに今以上、利用者様との関わり方を考えていきたいと思います。
訪問介護いちよう 井上