訪問介護の正社員と登録ヘルパーのメリット、デメリットなど。

訪問介護の正社員と登録ヘルパーのメリット、デメリットなど。

2019年6月3日

先月は正社員、登録ヘルパーさんの面接、職場体験など様々な方とお会いしました。

結果として充分な採用には至っておりませんが、この求人難な時代にこれだけのご応募頂いたのは本当に嬉しい限りです。

まだまだ正社員、パートさん共に募集しておりますのでお気軽にどうぞ!

 

 

本日のブログは訪問介護に興味のある方、もしくは働いてみようか考えてる方に向けた記事を書こうと思います。

前回更新した、訪問介護のサービス提供責任者(サ責)とは?がナカナカ反響あったみたいなので今回もズバッと真実を語ります。

 

今回お話しするのは、ヘルパーさんの雇用形態についてです。

 

 

 

訪問介護の雇用形態は基本的に2種類


訪問介護のヘルパーさんの雇用形態は、基本的には正社員か登録ヘルパーの2種類です。
正社員は月給、登録さんは時給(実働時間)になります。

 

介護業界と一般企業の雇用形態はちょっと違うので実に分かりにくいです。

 

正社員ではなく常勤って言ってみたり、パートではなく非常勤って言ってみたり。

一見、社会保険も加入して正社員っぽく見せつつ、雇用契約書見たらパートみたいな(笑)

ま〜騙してるわけでもないし、もちろん入社時に説明はしてあると思いますが、何だかな〜って感じです。

 

 

一般の企業ですと30歳半ばを過ぎたころから、よほどの実力者でないと正社員での採用は難しくなってくるかと思います。

その点介護事業は人手不足なので資格があれば、30歳半ば以降の年齢の方(真面目な方であれば)でも採用される確率は高くなります。

ちなみに当社での正社員での最年少は29歳、最年長は46歳、パートさんで最年少が30歳、最年長が60歳になります。

 

ここから本題に入ります。

当社(訪問介護いちよう)を基準に正社員の良いところ、悪いところ、登録さんの良いところ、悪いところをお話ししていきます。

正社員の良い所


 

まず、収入が安定します。また休みも月に9日は絶対にあります。

 

基本的には正社員は1日の訪問件数は5件〜6件が普通です。実際にサービスを提供している時間は6時間くらいになります。

だいたい就業時間は1日8時間。休憩時間と移動時間で2時間は潰れるので実働が6時間になる計算です。

1ヶ月で言うと、週に2日間休日があって、就業時間が160時間で、実働が120時間というのが目安になります。

 

あと、正社員の良いところは年2回(6月、12月)のボーナスがあります。

金額は大企業に比べると少ないです。1年目は支給が少ないので面接時にほとんど無いと思ってくださいとお伝えしています。

 

あと社会保険にも加入します。このへんが正社員になる最大のメリットでは無いでしょうか。

 

 

 

また、訪問介護いちようの正社員になるにあたってのオススメポイントは残業がほぼありません。

基本的には無しですがあっても月に1時間とか2時間です。

あと、完全に週休2日になります。※ 管理者やサ責はこの限りではありません。

 

オリジナルのユニホーム、ITツールの導入、無駄な会議はしないなども当社の特徴かと思います。

 

やたら飲み会多い会社とかありますよね?うちは忘年会くらいしかそう言う集まりもありません。

だから忘年会くらいは出席しようよ〜社会人でしょ?って言うスタンスです。

 

無駄に飲み会が多いと権限持ってる人に気に入られようとしたり、媚びたもん勝ちみたいな会社ありませんか?

あれ自分は大嫌いです。飲み会に参加しないから付き合い悪いとか、派閥的なものが出来ても正直ダルイです。

基本的に会社は仕事をするところです。仲良く協力して仕事するのはもちろん良いですが、やる事やらずに馴れ合うのは避けたいところです。

 

ミーティングは月1回(1時間)があります。だいたい就業時間内に行いますが、時間外の場合だと残業がつきます。

 

新車の車を社用車として訪問の際には使えます。ナビとテレビが見えるので車の中での休憩も快適だと思います。

 

 

正社員の悪い所


 

正社員の悪いところは、毎日8時間は会社に拘束されます。

あと、当たり前ですがお客様は選べません。パートさんよりは難易度の高いお客様が若干多いと思います。

 

悪いとこだけみると正社員のほうが難しい事すんだな〜って感じがしますが、そんな事はありません。

基本、お客様はご自宅で暮らせる方達ですので施設に入所されてる方より身体面で言えば軽度の方が多いです。

 

その代わりと言っては何ですが、ご自分の意思や考えもしっかりされておられますので、技術ウンヌンよりコミュニケーション能力の方が大切な気がします。

スポーツで例えると施設介護は野球(団体競技)、訪問介護はボクシング(個人競技)みたいな感覚だと思います。

なので自分で判断しなければならない場面や責任が多々出て来ます。

もちろん仕事に慣れるまで先輩社員、会社全体でバックアップするので何も心配する必要はありません。

 

 

ここからは登録ヘルパーの話


 

登録ヘルパーの説明はホントに分かりにくい、、、

面接でもナカナカ伝わりづらいのです。

 

パッと見、時給が高いのでカラクリが分からず「時給無茶高いじゃん」みたいなノリで大体面接に来られます。

あとダブルワークOKですか?とか他の事業所と掛け持ちOKですか?見たいな質問もよく頂きます。

 

登録ヘルパーのダブルワークについて


 

結論を先に言うとOKです。

 

ただ大体の方が掛け持ちだとすぐに辞めるのでオススメはしません。
辞める理由はだいたい下記の3タイプがおおいです。

 

辞める理由その1
基本的にダブルワークだと休みが少ないので体調が悪くなる。

辞める理由その2
片方の仕事が忙しくなると、もう片方を休みがちになる。
休みがちな方はお客様からも事業所からもあまり信用されず、サ責が仕事を沢山お願いできないため、なかなか給料が増えずに辞める。

辞める理由その3
訪問サービスの特性上お客様と1対1になる。そのため性格が合わないとストレスになり嫌になる。(パートだから気軽に辞めたれい!みたいなノリ)

 

 

よく考えてみください。

 

施設介護なり、他業種なりで働いている方が、訪問の勉強をしたいから掛け持ちで働くケースはわかります。

ですが、訪問介護の事業所を2つ以上掛け持ちしようとしている方は、掛け持ちするより1社に絞った方が絶対に良いです。

 

 

「どっちつかずで信用できんな〜」ってのが事業所の本音です。

 

もちろん管理者が特定の誰かをエコひいきしたり、理不尽な事がある場合もあるでしょうし、理由も無く仕事を入れてもらえない方もいると思います。

 

でも1回、自分にも非がないか考えてみましょう。

 

とりあえず上司のいう事は何でも聞けみたいな話ではないのです。

やたらと仕事を選んでいませんか?(あそこは遠い、あの客は嫌じゃ、など)

 

もちろんパートだから断る権利もありますし受ける義務もありません。

ただ当社の場合、正社員が重度のお客様やサービスが難しい方を引き受けています。

なので、この人行けれん言われたらほんなら誰いけんねん(笑)ってなります。

 

別に当社に来て欲しいから他の事業所辞めて来てね〜って言っているわけではありません。

 

仕事がないから掛け持ちするのではなく、今行かれてる事業所に仕事を入れてもらえるように交渉したらどうですかって事です。

 

優しさを履き違えた管理者がズバっと言わないのも悪いと思います。ですがこのご時世パワハラ、モラハラとかすぐ言われるので言えない人も多いでしょう。

 

事業所側からすると仕事をやたら選んだり、お客様から沢山のクレームが来るなど、仕事を振っていけない理由も多々あると思います。

クレームを本人(ヘルパー)に伝えると感情的になったりすると面倒なため「あの人に仕事渡すの辞めとこ」ってなる場合もあるのかもしれません。

 

基本的にキッチリ仕事をこなしてる事業所には仕事依頼は沢山来ます。

当社ぐらいの小さい会社でも働いていただける方をもっと採用できたら、まだまだ事業所は大きくなると思います。

なので仕事がない=よっぽどサービスが悪い事業所か、サービスは多数あるがあなたに仕事を振っていないだけだと思います。

 

 

では、まとめます。

 

 

 

登録ヘルパーの良いところ


 

1 自分の働きたい時間で働ける
(ただし、月・水・金の午前中は毎週入れます!みたいに時間帯が固定できない場合は中々思うように働けません。)←施設介護と掛け持ちの場合、だいたいシフト制なので固定は難しいのではないでしょうか?

2 直行直帰できる(お客様の家に直で行き、直で自宅に帰れる)

3 時給が良い。基本的に1時間1300円から1500円、深夜と早朝はさらに25%〜50%の割増あり。

4 サービス以外の時間は自分の自由。会社に来る必要なし。
※月に1回は月末に出勤簿を持って来る必要はあります。(滞在時間1分から10分)

5 自分の自家用車で気軽に移動できる。(その為ガゾリン代も込みで時給が高くなっています。)

 

登録ヘルパーの悪いところ


1 急に仕事が減ったりする(お客様が高齢者なため、お亡くなりになられたり入院されたり) ← もちろん早急に他の仕事を段取りします。

2 時給が実働な為、前もって給料の総額が分かりにくい
(例) パートのAさんは朝9時から12時まで働ける。→時給が平均1400円として3時間働けるから3×1400円=4200円とはならない。
3時間の間に移動時間を入れて、サービス3件、1時間(1400円)、1時間(1400円)、30分(700円)= 3500円 (現実的な数字です)
サービスが1件だけになってしまう場合も勿論あります。

3 資格がいる。最低でも初任者研修(旧ヘルパー2級) ← この資格はコスパが悪いので今から取る場合は実務者研修を取りましょう。施設なら無資格でも働けます。

4 自分の車で移動の為ガソリン代がかかる。(でも事業所からお客様の自宅は大体近いです。)

5 ボーナスがない。

などが主な特徴です。

 

もっと詳しく知りたい場合はお電話を


 

面接の時でも、お電話でも、何を聞いて頂いても結構ですし、職場体験も随時募集しています〜

ほんとにお気軽に来てみてください!

 

不安がらずに実際に会社を見たり、働いてる人を見て頂くのが一番かと思います。

仕事内容が不安なら時間をかけて分かるように説明しますし、職場体験をしてみる事もオススメします。

 

 

また後日告知しますが、岡山のハローワークとのコラボ企画も今月下旬に決定しております!

入職者セミナー的なやつを岡山本社でやりますのでそちらもお気軽にどうぞ〜

 

 

訪問介護 いちよう磯村

086-250-1883(岡山)

086-454-5865(倉敷)

営業時間:月~金の8:30から17:30
祝日、お盆、年末年始を除く

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