訪問介護の駐車許可申請について / サ責のおぼえ書き
2019年7月17日徒歩や自転車では支援に向かうのが難しい距離で、
利用者さまの自宅には駐車場がなく、
駐車禁止エリアで路上に駐車することもできない。
といったケースが定期的に出てきますが、対応は各事業所に任せられていますよね。
今回は以前から気になっていた駐車許可証の発行について問い合わせる機会があったので、ブログに纏めておきます。
結論:駐車許可証は貰えなかった。
先に結論を言うと、今回駐車許可証は貰えませんでした。
市役所 → 県警 → 所轄警察署 の順に案内を回され、最終的な返答を頂けるまでに数日かかったのですが、貰えませんでした。
最終的な判断は所轄がする
市や県警からは、訪問介護や訪問看護に対して駐車許可証の発行の規制を緩め、なお且つ手続きを簡素化するよう所轄に呼びかけているようですが、最終的には所轄判断だそうです。
今回2箇所に問い合わせたのですが、
西警察署:駐車スペースの確保が困難で、なお且つ周囲100メートル以内にコインパーキングが無い場合は認める
中央警察署:訪問入浴に関しては認めているが、訪問介護に関しては緊急性がある場合以外は認めない
という事で今回のケースは当てはまらず、発行に至りませんでした。
駐車禁止エリア外に停めて下さいと言われたのですが、そもそも駐車禁止エリアじゃない所にはあまりコインパーキングがないのではないでしょうか。
コインパーキングを利用する場合の費用について
岡山駅周辺では駐車許可証が貰えないケースが多そうですが、利用者さんは沢山いらっしゃるのでコインパーキングを利用することが多くなりそうです。
その場合の駐車料金の取扱いについて、
「岡山市では、契約前に説明を行い、同意が得られた場合には駐車料金を利用者に請求することを認めている。」
との回答を頂きました。
事業所が負担しているケース、利用者さまに請求しているケース、中にはヘルパーが負担しているケースもあると聞きました。
事業所ごとの判断にゆだねられているようです。
今回勉強にはなりましたが、色々と思う所のある結果でした。
また何か知ったことがあれば、その都度纏めていこうと思います。
訪問介護いちよう 谷本